2018年12月18日火曜日

北海道 札幌 新札幌「ラーメン大王」ネギチャーシューカレーラーメン

 2018年12月10日。

 年の瀬の貴重な休日。



 車を出して用事を色々と済ませ、さてどこぞでお午といたしませう。と、子連れで入れるお店を脳内検索。あ、あそこならカレーラーメンが食べれる(ら抜き言葉)とこちらのお店へ。



 北海道は苫小牧に本店を置く「ラーメン大王」のチェーン店。

 こちらの名物カレーラーメンは、子連れの外食で本格的なカレー店にはなかなか入りずらくカレー欲が溜まったオトーサンの、それでもちょっとは刺激的なものが食いたい…辛いもの…カレーが食いたい…!という欲望を叶えてくれるドリームメニュー。



 ここぞとばかりに欲望を開放してネギとチャーシューもトッピングし、小上がり席にて座して待つこと10分弱。やって来ました!





 しっかりカレー味。な割に意外とあっさり目なスープ。
 一枚がベロっと大きく薄切りにされた柔らかいチャーシューと、ネギの辛味に胃袋を掴まれる。だって男のコだモン!!



 卓上のコショーと一味で辛味はお好みに調整して、スープと麺を交互に啜る。

 普通のラーメンだったら麺ばかりついつい先々に食べちゃうけど、カレーラーメンに限っては麺とスープをバランスよくいった方が格段に美味しい!という個人的な感想。じゃないとせっかく辛いモン食べてるのに勿体ないよね?



 しかしカレー味というものの間口の広さを改めて思い知る。
 取り敢えずカレー味にしときゃ大概のものは美味しくなるよね…(←大雑把過ぎ?)



 何種ものスパイスを駆使した本格的なカレーも勿論うまいけど、こういう、言っちゃあジャンクなカレー味も(※褒め言葉です)やっぱりうまい…。

 というかラーメンにするならきっと、ホールスパイスをどうこうして…なんて凝って色々とやるよりシンプルにカレー粉パラっと振った方がきっとうまくいくよな。どうだろ?今度試してみよ。



 汗みずくになりながらスープを飲み干す。今年も残りわずか。まだカレーを食べに行けるだろうか?

2018年12月3日月曜日

北海道 札幌「本格インドカレーの館 SPICE」エゾシカ肉のスープカレー

 2018年11月30日。

 師も走る年の瀬に突入。



 今年中に食べておきたいカレーは…と自問したところ思い付いたのは、今年の10月にも訪れたこちらのお店の、前に来た時にメニューを見て気になっていたエゾシカ肉のスープカレー。
 エゾシカ肉をカレーに使ってる店ってそうそう見たことない。が、味を想像するに垂涎。よだれが出ちゃう。よだっちゃう。



 仕事帰りに一人で来店。
 迷わずお目当てのカレーをオーダー。

 スマホで自分のこのブログのカレー記事を読み返し、やっぱ面白いなー自分、フクク!とほくそ笑みつつ存分に自画自賛していたらばやって来ました!

 そうか!お前がエゾシカ肉のスープカレーか!





 トマトの酸味のきいたスパイス香るスープに、少しの野性味を感じるエゾシカ肉の脂がフルフルっと溶けかかって絡み合い想像してたより遥かに旨い!よだっちゃう!

 スープに浮かべたキウイフルーツの輪切りもニクイ。彩りにもなるし、フルーツの酸味がちょっとしたアクセント。今度真似しよう!





 カレーのお供に注文したオニオンパコダも旨い。

 ハードに揚がった玉ネギのかき揚げだね。インド風の。
 そのまま食べてもよし、スープカレーに浸して食べてもよし。

 玉ネギに衣つけて揚げたら旨いってのはきっと万国共通なんでしょう。
 想像してごらん。ただ玉ネギのかき揚げが旨いってことを…。きっと世界は玉ネギのかき揚げでひとつになるんだ…。こんな僕のことを夢想家だって笑うかい…?



 …などと、カレーでトリップしているとお店のインド人(おそらく経営者?)に話し掛けられる。
 カレーに意識を残しつつただの世間話に終始して会話を適当に切り上げてしまってから、しまった!とちょっと後悔。

 もうちょっと広げて突っ込めばカレーの話が聴けたじゃんよ?

 でもでもでも、カレーが冷めちゃうのがやだったから!しかししかし!
 …くそう!俺の甘ちゃんめ!



 今度機会があったら逃さん!と、心に修羅を宿してお店を後に。

 おいしかったです。また来ます!

2018年11月30日金曜日

カレー創作「手羽中と茄子のトマトスープカレー(トッピング、厚切りベーコン)」

 先日ふと、手羽中をホロホロになるまで煮込みたい欲求に襲われ、その懊悩、如何ともしがたく、そんならお焚き上げにスープカレーでも作っちゃいマショ!カレーにしたら子供たちが野菜も食べてくれるのヨー☆などと宣いながら材料を買ってきましたワタクシ。ひと昔前の主婦向け雑誌か。では大体6皿分の材料です。


「手羽中と茄子のトマトスープカレー(トッピング、厚切りベーコン)」(大体6皿分)


2018年11月5日月曜日

北海道 札幌 豊水すすきの「スープカリー イエロー」じっくり煮込んだラム肉とBlueHerbのカリー(トッピング ベーコンステーキ)

 2018年10月31日。

 映画「バーフバリ 伝説誕生 完全版」を観る前に底を入れるべくこちらのお店へ。



 結構な有名店だけど初めて。夕方、早い時間だったからかそんなに混んでない。

 落ち着いた照明の店内、壁にレコードジャケットなんて飾ったりしてあってシャレオツ。
 パフュームのLP盤があり、車で今「Future Pop」をヘビロテしているわたくしとしましては少しテンションが上がる。



 メニューを閲するとここのスープは高圧釜を使って鶏ガラ、豚骨などを煮込んでとっているとのこと。
 ラム肉のスープカレーにベーコンをトッピングと注文し、バーフバリに思いを馳せつつ待つこと数分。

 やって来ました!





 白濁したスープ。濃厚でクリーミー。かといってくどくはない、角もない優しい味。
 そこにスパイスが香る。
 深い味わい。どこかあっさり目の豚骨ラーメンとも通ずる印象。

 何ていうかインド人が作るカレーとは全く別の食べ物。まさにTHEスープカレー。
 ホント、カレーって作る人によって千差万別よね。



 ホロホロっと柔らかく煮込まれたラム肉も旨い。トッピングした厚切りのベーコンも旨い。だって男のコだもん。やっぱり肉が好き。
 薬味に乗ってる大葉、ミョウガもいい感じ。香味野菜ってカレーに合うのよね。春菊とか三つ葉とかも今度自分で使ってみよう!などと思いつつ匙が止まらない。



 飲み干しても重たくないスープ。無理矢理においしくしているカレーだとこうはいかぬ。身体は正直ってやつです。うまいなー。






 有名店って行ったことなくっても評判は聞こえてきて、それで行ったような気持になってしまって結果まだ行ってないところがいっぱいある。よくない。行かねば。



 おいしいカレーにエネルギーをもらいお店を後に、わたくしは王を讃えるべく映画館へと向かった。もしかしたらこれが今年最後の映画かな?バーフバリに始まりバーフバリに終わったわたくしの今年の映画でございました。

 カレーはまだ食べに行くよ。年内にあと何店行けるかしら?

2018年11月4日日曜日

カレー創作「玉ネギ、ニンジン、ジャガイモ、チキンのスパイスカレー」

 手前味噌でナンですが、先日作ったこのカレーが家族にすこぶる評判が良く(カレールーを使わないで作ったカレーって往々にして子供に受けが悪いものですが、そんなこともなく)自分としてもかなりおいしいカレーが作れた!と、ちょっとした自信を持てるような成功体験で、ここはひとつその感覚を忘れない内に身につけてこましたろ、とスタンダードなカレーを作ろうと思い立ち、やはり日本のカレーライスの王道の、玉ネギ、ニンジン、ジャガイモが入ったカレーを、カレールーを使わないで作ってもうたろかしら、と奮い立ったわたくし。男の中の男。


 そんでもってカレーを作るにあたり、手の内を晒すようで抵抗があり今までブログでは公開してこなかった、レシピの細かい分量、そしてかかったお金なども、今回から書いていこうと思う。手の内晒すことによりもしや何か反響が貰えるやも知れぬし、何より自分のカレー作りを見つめ直すということにもなるだろうし、そういうの勿体振ったって得がないのよね、と考えが至ったわたくし、もうすぐ四十路。不惑。ダンディズム。


 という訳で、まずは今回使った材料とその分量でございます。





「玉ネギ、ニンジン、ジャガイモ、チキンのスパイスカレー」(8皿分)


2018年10月23日火曜日

北海道 岩内「ささや食堂」うにカレー

 2018年10月15日。

 妻子と共に2泊3日のドライブ旅行。



 ずーっと北海道に暮らしてはいるけれど、未だ行ったことのない市町村というのはいくらでもあって改めて北海道はデッカイどう!だなんて口をついたりもしつつ今回巡ったのは、札幌から小樽、余市、積丹半島をぐるりと回って、その先の島牧村のモッタ海岸温泉まで。



 途中、岩内町の道の駅の近くで昼食にするべえとうろついてたら目に入ったのがこちらのお店。
 店頭の幟に書かれた「えび天ぷらラーメン」の文字に心誘われて中に入って、品書きを閲すると見逃せない一品が!

 「ウニカレー」だとぅ?!攻めやがりますなぁ!
 岩内は今、ウニの漁期じゃないのは分かっているけれど、これは頼まねばなるまいて!

 えび天ラーメンは妻のを少し分けて貰うことにして、待つこと数分。やって来ました!
 そうか!お前がウニカレーか!!





 オーソドックスなカレーの具にウニが入っている。ひと匙パクリ。



 …うまい。



 ウニがどうこうというより、単純にカレーがうまい。
 ちょっと甘味があって万人受けする味付けながらも、あとからやってくる結構なスパイシーさ。

 具としてウニも勿論おいしいけど、あってもなくてもどっちでもいいくらい(←失礼!)カレーがうまい!



 妻のえび天ラーメンもつまみ食いすると、えび天の衣にあっさり塩味のスープが染みて超うまい!

 うまいうまいと連呼しながらスープを飲み干さんばかりにレンゲを口に運びつつ、店内を色々眺めていると、どうやらこちらは元々はお蕎麦屋さんで、その出汁をラーメンスープに使っているということらしい。納得!だからラーメンもカレーもうまいのね!



 普段はカレー屋に食べ歩きに行くことが多いけど、こういういわゆる食堂で出すカレーも大好き!

 この近辺でご飯食べるなら今度からはここだな!と心に決めつつ、車を出した。





 余談ですが、その先通った寿都、島牧の海岸線は、ちょっと息を呑んでしまうぐらいキレイでした。夕陽がちょうど海を照らしてね。

 北海道にもまだまだ知らないところがたくさんあるなあ!

2018年10月21日日曜日

創作カレー「豆とラム肉のカレー」

 先日こちらのお店で食べたカレーがあまりに美味しくてカレー作りたい欲に火が点きスパイスを買いに行ったのだが、昨今は本格的なカレーを作りたいという人が増えているのだろうか、以前では売ってなかったようなスパイス、食材を目にし狂喜。

 あんまり大きな声で言いたかないけど、ホールのフェヌグリーク、オールスパイス、ムング豆をはじめて手にした。
 何だかんだ言って札幌は田舎なので、本格的なスパイスが売っているお店って少ないのです。…ってわたくしが知らないだけ?



 奇を衒ったんじゃないカレーを作ろうと、具材は豆とラム肉にしました。
 北海道だもんで羊肉には事欠かないだよ。
 まずは豆を水で戻します。

2018年10月9日火曜日

北海道 札幌「本格インドカレーの館 SPICE」大先輩セット(カレー3種盛り合わせセット)

 2018年9月22日。



 仕事帰り、友人とカレーを食べる約束をし、さてどこにするべえとスマホで検索。

 すると引っ掛かったこちらのお店。
 ナンも出すいわゆるインドカレーのお店のようだが、触れ込みは「無化調カレー」とのこと。
 まあカレーに限らず料理は大体そうだけど、化学調味料使った方が手軽に美味しくなるのよね。

 化学調味料なしで美味しくすんのって手間もかかるし技術もいるし、「無化調」って謳えば聞こえはいいけどだからと言って必ずしも美味しいものが出てくる訳でもなくって云々…と我ながら厭味ったらしく思いながら、ま、一度行ってみまショ、と友人と連れ立ってお店へ行きカレーをひと匙食べてあまりの美味しさに切腹したくなった。生意気言ってスンマセンでしたぁッ!!!!





 僕が注文した「大先輩セット」は、バターチキン、サグチキンと、日替わり(この日はブリのカレーでした)の3種のカレーに、ナンとサフランライスまでついてくるというとことんカレーを堪能し尽くせるセットで、すげーなー。同じカレーなのに3種類ちゃんと味が違って、それぞれどれもベラボウにうまいって、信じられない。これは嘘なのではないか。実はもう俺は今わの際で、最後に目茶苦茶うまいカレーを食べてるって都合のいい夢(しかしつつましい夢だなあ…)を見ているだけなんじゃないか、などと疑いたくなってしまうが、目の前には確かにカレーがある。温かいナンもある。俺は生きてる…!生きているからカレーも食べられる…!



 どのカレーも、素朴って表現しちゃいたくなるほど余計な味がせず、それでいて素材が活きた深い味わいで、一体どうやったらこういうカレーが作れんだ??と食べてる間中、頭の中がハテナだらけ。純粋に味わえ。



 カレーっておっさん(俺もだ)が休日の趣味に適当に作ってもそれなりに美味しいモンが出来てついつい「俺もいつか店出しちゃおうかな??」なんて勘違いしちゃいがちだけど(そして意外とその延長線上のお店って多いけど)こういう本当に料理の上手な人が作る圧倒的に旨いカレー食べると思い知るね。カレー道の、料理の道の果てしなさを。





 俺もこんなおいしいカレーを作れるようになりたい!まだまだいっぱい食べていっぱい作らねば!と、この店行った次の日についついスパイス買い込んじゃったよ。
 カレーモチベーションが爆上がりするお店。また行きます。

2018年10月2日火曜日

北海道 札幌「村上カレー店 プルプル」チキン・ベジタブルカレー(トッピング、トルカリ、ほうれん草のサブジ)

 2018年9月20日。



 映画「マガディーラ 勇者転生」を観に行く前に底を入れようと、こちらのお店へ。
 やはりインド映画を観る前にはカレーだ。



 札幌大通りの繁華なところから一本離れたビルの地下にあるこちらのお店。
 レゲエの流れる少々怪しげな店内にテンションが上がる。
 やはりカレー店って雰囲気大事よね。



 メニューを閲するとあんまり他のお店では見ないようなものがずらり。
 カレーもそうだけど、トッピングも色々あって目移りしちゃう。

 迷ったが初めてのお店なので、カレーは一番ポピュラーであろうチキン・ベジタブルにして、トッピングにほうれん草のサブジと、トルカリ(ジャガイモとマスタードと野菜の炒め物)をチョイス。
 こうやってサブジが食べられるのって嬉しい。カレーが食事として一段豪華になる感じがする。



 店内をキョロキョロ眺めたり、メニューを表から見たり裏返したりしていると遂にやってきた一皿。

 こっ…これがカレーとサブジなのかーッ?!(そうだよ)





 余計なものがドカドカ入っていないシンプルなスープ。

 旨い。身体に染み込む。こんなの食べてたら、わたしっ、けっ…健康になっちゃう…!!



 ご飯に添えられたサブジも旨い。これだけでライスを平らげそうになるのをこらえて、スープとサブジとライスの三角食い。
 行儀が悪いが食べながらメニューを眺め、今回注文しなかったトッピングに思いを馳せる。どれもこれも食べてみたい!

 こ…この店、まだまだ底が見えぬ…!また来なければ…!!





 満腹満足してお店を出ると自分からスパイスが香ってる…(※褒め言葉)



 カレー臭を引き連れてインド映画観劇へ!
 「マガディーラ 勇者転生」も最高の映画だった!

 未見の方は絶対に映画館で観るべき!何だか今年は映画の当たり年よね。
 カレーを食べて映画館へ行こう!

2018年8月26日日曜日

北海道 札幌「アジャンタ インドカリ店」かしみいるカレー

 2018年8月22日。



 午前中ザっと雨が降るも午後には止み、蒸し暑い日。
 カレー日和…。
 こういう日はカレー食いたい…!



 札幌のスープカレーの発祥のお店だと言われている「アジャンタ」。

 ふたつ流派があるらしく、ひとつは以前このブログにも書いた「薬膳カリィ本舗アジャンタ 総本家」
 そしてもうひとつが「アジャンタ インドカリ店」。

 今回訪問したこちらは「アジャンタ インドカリ店」で修業した方が暖簾分けされて作ったお店みたいです。



 カウンターにつき壁のメニューを眺め「かしみいる」の文字を見つけ心躍りすぐさまオーダー。
 したところ「中に入っている肉、今日はラムとマトン、二種類入れること出来ますけど、如何です?」と、何とも嬉しいご案内を受け「お願いします!」
 素敵。抱かれたい。

 やがてやってきたラム&マトンの「かしみいる」
 そうか!お前が「かしみいる」か!






 濃厚なトマトの甘酸っぱさ!そして漂う強烈なスパイスの香り!(※褒めてます)

 シンプルで飽きのこない味で、いくらでも食べられる。スプーンがスイスイ進む!
 身体の奥からカッカと熱く、力が湧いてくる…!このカレー食べてたら絶対健康になるよ!



 汗みずくになりながら平らげ、しばし放心。しみじみ思う。カレーって、旨いなあ…!





 ここ最近、カレーを食べに色々と出掛けて自分の好みがよりはっきり自覚出来てきた。スパイスが利きながらも、味付けシンプルなカレーが好きだ。



 そういうカレーを食べていきたい。作っていきたい。
 よーし、まだまだ食べに行かねば。作らねば。



 オラ、ワクワクしてくっぞ!!

2018年8月2日木曜日

北海道 札幌「かっぽうかぽう」豚肉と夏野菜のカレー&チキンと青菜のカレー 2種あいがけ(トッピング マサラたまご)

 2018年7月23日。



 最近、話題になっている「間借りカレー店」なるものが札幌にもあると知り、どんなもんだかここはいっちょ食べに行かんければ、と仕事終わりに友人と待ち合わせ。



 目当てのビルに辿り着くと、3階にある普段はBAR、本日カレー屋開業中なお店への階段にカレーを求める人々の長蛇の列が!すげえ!

 何故斯くも衆生はカレーを求めるのか…。カレーの、何が我々の魂を掴んで離さぬのか…。というカレー哲学的な問答を階段の踊り場で友人と交わしつつ、眉間にカレーの知性の皺を刻みつけつつ待つこと1時間(1時間!)

 案内された店内は普段BARらしく席数10ぐらい?スパイスの香りが充満しておりました。



 メニューを閲し迷わず2種あいがけカレーをオーダー。席に着いてカレーが来るまでにもビンビン感じる店内に満つる熱気…!

 そう、この日ここに集まっている人々は提供する方も食べる方も、カレー愛に溢るる…えーと、こういう言い方しちゃアレかしら?カレーのガチオタたちなのだ!



 その現実に軽く戦慄きつつ待っていると遂に来た!





 月に数度だけの営業のこちらのカレーはその日その日の日替わりらしい。

 この日のカレーはふんだんに様々な夏野菜のアチャールが盛り付けられた華やかなものでした!
 カレーで季節感ってここまで出せるのね!

 土台のカレーは旨味ドカドカ系じゃなく、スパイスがしっかりきいたシンプルな味付け。2種のカレーも性格の違う味付けで、それぞれ食べても混ぜて食べてもおいしい!





 しかし、こういう形態の営業が出来るのって、カレーならではだよね。
 ハマる人はとことんディープになる、カレーという食べ物の性格がすごくよく出ている間借りカレー店…。

 こういうものだったのか…。行ってよかった…。



 札幌にどんどんこういう間借りカレー店増えれば面白いな。

 メジャーなカレー店ではあんまり食べられないエッヂの利いたカレーが食べられる、インディーズカレー店。





 げに面白きはカレーの奥の深さよ!まだまだ俺は色んなとこ行かんければ!

2018年7月17日火曜日

創作カレー(失敗)「北海シマエビの冷たいスープカレー」

 記事の冒頭でこんなこと書くのもナンですが、実はこのカレー、失敗作でございます。

 まあ食べたらおいしいんですが、カレーじゃないな、という出来でした。
 ま、そういう失敗を後学のために書き留めておくのもよろしかろう、と思いここに公開いたします。



 北海シマエビ(ボイル)を使ったカレーをどう作ろうかと考え、はじめの思い付きは「澄んだスープカレーにしたら面白いんじゃないかしら?」というもの。

 一緒に入れる具材を考えていく内に「いっそ夏らしく冷製スープカレーにしてみたらどうかしら??」これぞ天啓!こんなこと思い付くなんて俺って天才?!と、興奮気味にどんどん膨らむ脳内カレービジョン。おチャクラ全開。
 あれ?憶えがないけど俺って何かヤバいクスリやってたっけ??

 アツアツのご飯を冷たいスープで食べる!というイメージで作り始めました。



 まずは昆布と鰹節でダシをとって、白醤油と薄口醤油で味付け。湯剥きしたミニトマトも加えてスープを作ります。

2018年7月11日水曜日

北海道 札幌 東札幌「Juntara Curry」ナスチキンカリー

 2018年7月1日。

 仕事帰りに映画「パンク侍、斬られて候」を観に行く。
 原作の小説を数え切れないほど読み返しているので、映画化されるのが嬉しいような、反面どこか不安なような、そんな気持ちで足を運んだが観劇後「面白かったー!観てよかったー!腹減ったー!」とスッキリした気持ちで映画館を後にし、さてどこでカレー食おうかと適当に車を走らせてこちらのお店へ。

 ナンに心惹かれたけれども、暴力的なまでに腹が減っている時はやはり米を掻っ込みたい。ナスチキンカリーと大盛りサフランライスを注文。
 映画のパンフレットを眺めつつ待っているとやって来ました!





 こういう、THEインドカレー(THEネパールカレー?)ってナンで食べても勿論おいしいけど、米が進むね!スプーンが止まらぬ。脳内麻薬出る。ライスお替り!

 などと、わたくしががっついて男食いしていると背後の席に着いたお一人様のお姉さんが「カレーと、ネパールビール。…え?売り切れ?じゃ、白ワイン」と、何とも羨ましいカレー呑みオーダー。

 チッキショー!俺だって車じゃなかったらやりたいぜ!

 しっかしカレーに白ワイン…。なかなか通なチョイスでございますね。カレー道を邁進する方とお見受けいたしました。いずれ真似します。

2018年7月4日水曜日

北海道 札幌 円山「クロック」スペアリブカレー(トッピング チキン)

 2018年6月26日。

 仕事帰り、友人と待ち合わせてカレーを食べに。
 札幌の欧風カレーの有名店として何度も何度も名前は目にしていたが、一度も訪れたことがなかった「クロック」へ!



 この日はこの夕食のカレーのために朝、昼と食事を抜いていたので、店に着く頃には万全の空腹態勢!

 メニューを閲したところ、食欲に抑えが利かぬ。
 ええーい!いてまえ!と、スペアリブカレーにチキンをトッピング。ライスはモチのロンで大盛りに!



 そして、遂にご対面!
 そうか!お前が「クロック」のカレーか!!






 深い味わいの濃厚なカレーソース!
 柔らかく煮込まれたスペアリブ&チキンにスプーンが止まらぬ!

 大盛りライスをペロリと平らげ、追加でお替りライスまでする始末。旨いカレーを飲むように食べるときって、絶対脳内麻薬出てるよな!



 家庭じゃ出せない味。
 こういうカレーこそ外で食べる甲斐があるってモンだね!

 次は是非ともチーズオムレツカレーに行きたいところだ!

2018年6月24日日曜日

北海道 札幌「ハルディ」チキン豆カレー(トッピング、チーズ)

 2018年6月21日。



 仕事帰りに映画「バーフバリ 王の凱旋 完全版」を観に行く前に底を入れるべく、どこのお店のカレーを食べに行こうか色々うろうろ検討。

 そういやパキスタンカレーって、前に一度(他のお店で)食べたっ切り食べてないな。そもそもパキスタンカレーってどういうカレーのことを言うのよ?その定義すら自分の中で曖昧だぜ…。よーしここはいっちょ、その正体をハッキリさせてこましたろ。と、こちらのお店へ。



 とりあえず注文して、その後フムフムとメニューを眺めていると目に飛び込んでくる「無水カレー」の文字。

 そういや前に食べたパキスタンカレーも無水カレーだった。
 じゃあパキスタンカレー=無水カレーってことでOK?と、自らの少ない経験だけから安直な結論を導き出した頃にやってきました!







 チキン豆カレーにお店お薦めのトッピングでチーズ。

 ひと匙口に運んでその濃厚な味に食べ覚えが。



 個人的な話でアレですが、わたくしの父は料理の趣味が高じてかつてカレーのお店を出したことがあるような人で(そのお店はもうありませんが…)僕も味見ということで父のお店に出すカレーを何度も食べさせられたことがあるのですが、その味がここのお店のカレーにクリソツ!

 さてはあの野郎!パキスタンカレーにインスパイアされてやがったな!?



 モロモロっと鶏肉が煮崩れた水分少な目のカレーソースのガツンと来る味にご飯がご飯がススム君!ご飯がご飯がススム君!

 飲むようにカレーを食い、そうか!これがパキスタンカレーか!と頭と腹で納得。



 温まるお腹にエネルギーを感じつつ完全なる王を讃えるためいざ映画館へ。ところでパキスタンってどこだべ?(←調べろ)

2018年6月13日水曜日

創作カレー「人参きんぴらドライカレー」

 冷蔵庫からSOS!

 野菜室で人参がしなびております!との報せを受け、なれば急遽チャッチャとカレーを作ることにすべし!と、野菜を切る。

 薄めの櫛型切りにした玉ネギと何となく大きさがそろうように人参、ジャガイモ、ハムを切って、温めたフライパンにラードを引いてホールのクミンとブラックペッパーを投入。香りが立ったらまずは玉ネギと人参から炒めていきます。

2018年6月10日日曜日

創作カレー「アサリの酒蒸しカレー」

 こないだ食べた南インドカレーで「世界にはこういうカレーもあるのだ!」と、蒙が啓いたわたくし。(←カンタンです)



 自分が今まで慣れ親しんできたカレーだけがカレーの全てじゃない。



 知らぬ間に築いてた、カレーらしさの檻の中でもがいてしまっていた。イカンイカン!

 もっとカレーっぽくない、名もなきカレーでも、思い付いたら平気で作っていかねば!
 失敗しても何とか食べられる形に帳尻合わせりゃいいんだから!と、先日、大きなアサリを買ってきたので早速カレーを作りました!

 その名も「アサリの酒蒸しカレー」!!
 名もなきカレーじゃなかったんかい!!



 まずはアサリの酒蒸しを作ります。

2018年6月7日木曜日

北海道 札幌 元町「薬膳カリィ本舗アジャンタ 総本家」とりなすかりぃ(トッピング ベーコン、くんたま、スペシャルすぱいす)

 2018年6月5日。



 北海道コミティアに参加するため、仕事帰りに頒布物のコミックZINEを印刷しに行くので、妻に

「僕の分の晩ご飯は用意しなくてもいいよ…ベイビー。たまにはどんぞラクしてくれろ?」

と連絡してまんまとカレーを食べに行く算段をするわたくし。

 一人分減ったって夕食の用意の手間は変わらんし、テメー一人で気楽にカレー食いに行きたいだけだろ?という辺りはバレバレだったようだが、お許しを得たので、どこにしようか色々頭を悩ませて、ひとつ思い出す。

 元町の「薬膳カリィ本舗アジャンタ 総本家」…しばらく行ってないけど、二十代の頃はよく通っていたなってこと。
 そういえばこの店が、自分がカレーを食べ歩きするようになった切っ掛けの店だったってこと。



 あれから十数年…。
 アジャンタのカレーを今の自分が食べたら、どういう感想を持つんだろう…。



 …よーし決めた!元町アジャンタへ!



 店内に入ると充満している、服にうつりそうなほどのスパイスの香りに「そうそうこんなだったこんなだった!」と記憶を刺激されつつ着席。

 メニューを閲し、とりなすかりぃに色々トッピング。久方振りに来たので何だか欲望にセーブが利かぬ…。勿論ライスも大盛りに!



 店内をキョロキョロ見回してる内に遂にやってくる…。十数年振りのご対面!!





 薬膳カリィらしく独特のクセのある薬臭さ!何のスパイス使ってるんだか分からない得体の知れなさ!(※褒めてます)



 通っていた頃から十数年。



 自分で、スパイスを使ってカレーを作るようになった今、改めて食べてみると、ここまでカレーっぽくなくてもカレー足り得るんだ!と、カレーというモノの懐の深さに、ある種の感動を覚える。



 兎にも角にも美味しけりゃカレーだよね!(←大雑把過ぎ…)



 今回確信した!札幌だけでも行くべきカレー店はまだまだある…!

 札幌だけに限定せず北海道、日本全国、世界へと範囲を広げたらば、それこそ星の数ほど、カレーの道は無限に続いてゆく…!!



 オラ、ワクワクしてくっぞ!!

2018年6月2日土曜日

北海道 札幌 円山公園「ジャドプール」ミールス

 2018年5月24日。



 ものの本に読む、ナンがついてくるようないわゆる北インドカレーとは全く違うという、南インドカレーなるものを一度食べてみたいものだなあ、と以前から思っていたのだが、そういやあんまり南インドカレーのお店って見たことないな、やっぱり札幌は寒いから体を温めるために北インドのこってりしたカレーとナンのお店が人気なのか知らん?と、調べたところ、あったあったよ札幌にも南インドカレーを出すお店が!

 という訳で仕事帰りに友人と待ち合わせ、南インドのカレー定食「ミールス」を食べに行ってまいりました!



 初めての食体験に緊張する我々、まず「ミールスって何だべ…??」ということを掴まんとメニューを熟読。

 …成程、何種かカレーと、副菜がついてきて、それらを混ぜ合わせたり何だり、自分の好きなようにアレンジしながら食べるのな。南インドのカレーは、北インドのカレーよりシャバシャバしていてスープ状で、辛味が強く、サッパリしているらしい。ナンよりも米が主食で…云々。早よ注文せい。



 ミールスには、サンバルとラッサムという定番のカレー二種がついてきて、その他に二種、自分の好きなカレーを選べるとのことなので、僕はマトンと魚の二種、友人はチキンとキノコの二種のカレーを注文。

 こうしてかぶらないようにすれば、自分の頼んでないカレーも一口味見できる訳だ、へっへっへっ…(せこい…)



 メニューを見返しつつあれやこれや喋っていると遂にやって来た。そうか!お前がミールスか!





 色々とあってどっから手をつけたもんかちょっと悩む。ワンプレートに乗っけたコース料理みたい。



 まずは取り敢えずカレーを啜る。確かにサッパリ。そして辛い!!



 真ん中にあるのはスパイスで味つけた肉や魚などの副菜。
 これをおかずにご飯を食べたり、カレーと一緒に食べたりするのだな。



 あとは小皿についてきたチャトニという薬味が二種。ミント&コリアンダーと、ココナッツ。

 これを副菜につけたり、カレーにちょい混ぜたり、直接舐めたり、好きなように食べて…と、メニューにある「ミールスの食べ方」とにらめっこしつつあれでもないこれでもないと語りつつ食べ進めるおっさん二人…素敵やん?



 兎にも角にも一食でとことんカレーを味わい尽くしてお腹も心も満足!
 南インドカレー初体験!



 この世界にはまだ食べたことのないカレーが山程ある訳だな!
 よーしこれからも、会ったことのないカレーに会いに行く!
 オラ、ワクワクしてくっぞ!!

2018年5月25日金曜日

北海道 札幌 狸小路「札幌DELHI」デリーカレー(鶏肉)&カシミールカレー(ラム肉)

 2018年5月16日。
 仕事帰りに寄り道。



 6月1日から公開される「バーフバリ 王の凱旋 完全版」のチラシを貰いに札幌劇場へ行く、そのついでにどこかでカレーを食べるべえと近隣をウロウロ。

 こちらのお店の前を通り「そういやここって昔からあるけど入ったことなかったな…」と思い入店。



 メニューを閲し「一人でカレーソースを二人前頼むと会計より450円引きだとう…?ならばやらねばなるまいて」と4種類あるソースの中から、店名を冠したデリーカレーと、一番人気だというカシミールカレーをチョイス。具材はそれぞれ鶏肉とラム肉を注文。





 やがてやってきた2種類のカレー。
 シャバシャバしてとろみがなく、スープカレーのよう。

 まずは、と一口啜るなり堪らなくなり私は叫んだ(胸の内で)



 「何コレ?!すっごい好き!!このカレーを食べてなかったなんて、これまでの俺の半生は失敗でございました!!入滅!!」



 いわゆるスープカレーのように旨味がガンガンに勝つ、というよりかは様々なスパイスを感じるおいしさ。

 どちらのソースも旨いのだが、特にカシミールカレーの、辛味、苦味、酸味が複雑に絡み合う味に「チッキショ―!!絶対中毒になる何かを入れてやがるだろ!!(←褒め言葉)」と思わず毒づきながらもスプーンが止まらぬ。



 また絶対来なければ…。そうして今日注文しなかった残りの2種のソースも食べねば…。しかしきっとついついカシミールを頼んでしまうだろう自分の姿が想像に難くない…。



 しかしまだまだ札幌にも行ったことないカレー店が山程あるな!!オラ、ワクワクしてくっぞ!!

2018年5月10日木曜日

北海道 長沼「タンドリーレストラン アサ」ホウレン草とチキンカレー&ラムカレー

 2018年5月9日。

 空気は冷たく風が強いが晴れているので、ちょいと出かけたい欲に火が点き、夕食用にジンギスカンの肉を買いに行こうと長沼まで車を出す。

 せっかく来たのでどっかでご飯でも食べてこましたろ、とこちらのカレー屋へ。

 ここのお店は小上がり席があるので小さい子を連れてても入りやすい。




 カレーにチキンティッカがついたセットをふたつ注文。
 通常のプレーンナンを料金追加でそれぞれハムチーズナンと、ブラックチーズナン(竹炭入り)に変更。

 子供用にはモモ(ネパール餃子)とライスを注文。

 やがてやって来たカレーとナンを、半分ずつとっかえて二種類味わう。
 妻がこういうシェアを嫌がらないでくれてホント助かる!





 最近ハマっているホウレン草のカレー。
 ホウレン草のちょっとした苦みってホントカレーに合うよね!






 それよりルーがちょっとサラッとしたラムのカレーもスッキリした味わいで旨い!!

 超ボリュームのナンを片付けつつ、子供の余したライスもカレーでやっつける父たるわたくし。間にモモも挟みながら。至福!!

 チッキショー!家の近所にこういう店出来ないかしら?!そしたらカレーで飲めるのに!!

2018年4月27日金曜日

北海道 札幌 清田 「トムトムキキル」牡蠣のスープカレー&カツカレー(テイクアウト)

 2018年4月25日。

 休日。

 朝早くから健康診断のため病院へ。朝食抜き。

 終わってその帰り、朝9時からやっているこちらのお店へ。健診の日取りが決まってからずーっと心に決めていたのだ!





 プリップリの大粒の牡蠣が5粒も入っている!

 牡蠣の出汁がきいたスープが五臓六腑に染みわたる!
 中年の疲れた内臓が癒やされそうなカレー!健康診断の前に食べたかった!!

 ごっつあんです!!





 こうして朝っぱらから一人でカレーを堪能したが、小さな子供がいると普段なかなかカレー屋に来る機会を作るのは難しい。
 その罪悪感から妻に電話で「昼ご飯にカレー弁当テイクアウトしていきますので!」と許しを請うて、お昼も同じお店のカレー。





 しかしこちらはルーカレー。

 スパイスが強く、レンジで温め直してもいい匂い!
 結構なボリュームでしたがペロリと平らげました。

2018年4月20日金曜日

北海道 苫小牧 「マルトマ食堂」ホッキカレー

 まとまった連休がとれたので家族で温泉旅行にでも行くべえと車を走らせる途上、普段行かないようなところでカレー食べたい!というわたくしの希望のもと訪れたのが、苫小牧港の卸売市場の一角にあるこちら、マルトマ食堂。



 混む時間には行列が出来る程のお店らしいので、朝食とも昼食ともつかぬエアポケットな時間帯を狙って来店するも、行列こそ出来ていないが店内はほぼ満席!ちょうど席を立つ先客がいたので入れ替わりで運良く待たずに着席出来た。



 席について眺めると、壁といわず天井といわず、今までこちらを訪れた様々な有名人のサイン色紙と写真で埋め尽くされている。

 「あ、あそこにワクワクさん(教育テレビ)のサインが…!」
 「あのガタイのいい男はもしや内藤(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)では…!?」などと妻と盛り上がる。はよ注文せい。



 ホッキなど新鮮な魚介類を、嘘みたいな安さで食べることが出来るこちらのお店。
 しかしわたくしの目当ては名物「ホッキカレー」一択!(というか、子供に海鮮丼を頼んでそれを分けてもらう父たるわたくし…)

 万全の態勢にてカレーに相対する!





 とろみの強いルーカレー。味は甘めの濃いめ。

 ふんだんに入っている具のホッキは食感もいいし、いいダシも出るしで、こんなにカレーに合う食材だと思わなんだ!今度ホッキ使って作ってみよう!!




 ワーキャーいいながら食べてるわたくしどもの向かいの席では、爺さんが一人、ホッキ刺しで瓶ビールをやっており、思わず俺も同じの!と叫びたくなったが、ドライバーなので我慢。
 しかしホッキの他にも色々と刺身があり、特にキンキの刺身の誘惑は振り払い難いものがありました。




 食べ終わって店を出ると、結構な行列が出来ておった。

 もう30分遅かったらこれに並ばなければならなかったのか…!!

 地元の方と観光客が入り交じり訪れる人気店でございました。

2018年4月18日水曜日

創作カレー「鶏ひき肉と蛸のカレースープ」

 先日食べに行ったタイ料理店でのスープカレーに触発されて、似たようなの作ってみたい!と思い立つ。

 やっぱこういう刺激って大事。
 食べたことないもん食べるって、やったことないことするって、やっぱ大事。創作意欲の源泉ですわね。






 まずは鍋にラードをしいて、みじん切りにした玉ネギ、ニンジンを炒めます。

2018年4月14日土曜日

北海道 札幌 地下鉄 大通駅 「SIAM大通店」

 2018年4月11日。

仕事帰り、この日はカレーで飲もうと決めていて、
朝からそこもあろ、あそこもあろ、と色々検討していたのだが、
そういやタイ料理の店って行ったことがないな、と思い立ちこちらのお店へ。

メニューを閲し、見たことのない料理名を眺め、
好物の生春巻きにシンハービール、
そしてゲンパー(森のスパイシーカレー)なるものを注文する。

「1から4まで辛さが選べます」とのことなので

「4ってどんなもん?」と尋ねたらば

「日本人は食べられないです。
 日本人の、辛いのが好きな人で2がちょうどいいくらいです」

とのお答えなので
素直に「んじゃ2にしてください」






本を読みながら生春巻きでビールをやりつつカレーを待っていると、
やってきたゲンパー。





そうかお前がゲンパーか!!









具沢山のサラッとしたスープ。
スパイシーで酸味がありトムヤムクンみたいな感じ。
ご飯はパラパラとしたインディカ米。



一口啜るとなるほど辛い!
調子こいて3とかにしなくてよかった!



しかし旨い!
フレッシュなコブミカンの葉が浮いてる。
こんなの札幌のどこかで売ってるんだろうか??





汗みずくになりビールとカレーを流し込みながら脳裏をよぎる

「しかしこれってあんまりカレーっぽくないな」とか…

「タイ人からしたら日本のカレーこそカレーっぽくないのか」とか…

「日本で商売するにあたり取りあえず
 分かりやすくカレーって呼んでしまえとか考えたのかな」

 などと思う内に心の中に迷いが生じる…

「そもそもカレーって何だろう…」




カレーって何…?

何が入ってたらカレー…?

カレーの定義とは…??




小さな迷いに苦しむ衆生のもとにその時、
西方楽土、遥か天竺の彼方から大いなるカレーの神様が

「あれもカレー。これもカレー。全てのものはカレーであるぞよ…」

と何とも懐の深いお言葉であまねく世界を照らしてくださり、




「まあとにかく!よく分かんねーけど取りあえずウメーッ!」

とわたくしは悟りを開いた。カレー覚者の誕生である。



…というか、あまりの辛さにトリップしたんでしょう。



しかしやはり食べたことのないものを食べに行くのは大事だなと、
改めて思い知りました。
深いぜカレー道!!

2018年4月8日日曜日

創作カレー「サクラマスのカレー餡かけご飯」

 これから季節ごと旬のお魚を使ってカレーを作り、それをこのブログで発信していこう!と考えておりまして、その第一弾。今回はサクラマスの「カレー餡かけご飯」を作った模様を写真を交えつつご紹介しようと思います。



 何故ストレートにカレーではなく、カレー餡かけにしたかというと、まあ平たくいえばただの思い付きなんですが、もうちょっと詳しく掘り下げますと、以前書いたこの記事の中華カレーが頭のどっかに残っていて、それを作ってみたいなーと、そう思いついた次第でございます。





 ではではまず、今回使うスパイスはこちら。

北海道 当別 JR石狩当別 「そば切り高陣」月見カレーそば

2018年4月5日。

JR学園都市線。
石狩当別駅前「ふれあい倉庫」内にあるそば屋さん。

そばだけじゃなく「野菜ソムリエが手掛けるスープカレー」なるものも出すらしい。

そば&カレーと、わたくしの二大好物が並ぶ店ならば行かねばなるまい…!







子供用にもりそばを注文。父は少しつまませて貰う。
太めのコシのある田舎そば。
これだけで腹いっぱい食べたい気持ちも湧くのだが…






わたくし用に月見カレーそば。
野菜たっぷり具沢山。
一般的なそば屋さんで出すものよりずっとスパイス感が強い。
そばinスープカレーって感じ。おいしい!






妻用に豚角煮スープカレー。
ライス大盛りにして少し分けてもらう。
カレーそばとはまたちょっと味が違う。こっちの方がエッジの効いたキリっとした感じ。
野菜もたくさん!コレって地元の野菜なのかしらね。


心ゆくまでそば&カレーを堪能出来て大満足!!





こんなものも売ってたのでお土産に買っちゃいました!

2018年4月5日木曜日

北海道 江別 「ebestu curry ENYA SPICE」ENYAカリー

2018年3月30日。

二日連続カレー。

友人と「バーフバリ 王の凱旋」を観る前に底を入れるためにこちらの店へ。

メニューを閲し、チキン、ベーコン、フランクフルトと、肉がモリモリ乗ったENYAカリーを二人ともチョイス。やはり男子たるもの肉の魅力には抗えぬ…。




肉も野菜もてんこ盛り。スパイス強め、甘めで味濃いめなコクのあるカレー。
体が温まり、エネルギーが湧きまする…。

独特のスパイス感でクセになる味。こういうのって作る人の個性よね。
また今度、他の具材も試してみたくなるお店でした。

2018年4月4日水曜日

北海道 千歳 道の駅サーモンパーク千歳 「奥芝商店 鮭公園店」ベーコンとキノコカレ―

2018年3月29日。



ようやっと雪が解け暖かくなってきて、休日。
よく晴れていたのでムクムクとドライブ欲が湧き、前から気になっていた千歳水族館へ。
ここは日本最大級の淡水魚水族館ということで、わんさと鮭が展示されておる。



ひと通り展示を楽しんだ後、隣接する道の駅で食事。

フードコートにカレー店が出店してくれてると、オトーサンとしては非常にありがたい!
普段、子連れでカレー店って行きづらいからね!



系列店ではここのお店だけ限定の「鮭スープ」をオーダー。
さっきまで泳ぐ鮭の姿にキャーキャー騒いでたくせに…。さすが人間…。





濃厚海鮮系スープのカレー。旨い。
厚切りベーコンも煮込んでホロホロ。



こういうの食べると自分で作るカレーも色々工夫したくなってくるね。創作意欲もチャージされたカレーでした☆

2018年3月17日土曜日

北海道 札幌 JR桑園駅「カリー&カフェ ペンギンズ」チキン野菜カレ―

2018年3月12日。
わたくしは胸中叫んでおりました。



「おかわり3杯食えるわァッ!!」



仕事上がり、散髪ついでに銭湯でザブンと浸かり、
湯上り、風呂屋で供されているジャンクな串揚げ&ハイボールの誘惑を振り払い、
前から行こうとチェックしていた「カリー&カフェ ペンギンズ」へ。

中煎りのコーヒーとチキン野菜カレーを注文。




スパイシーでトマトの酸味もガツンと来るパンチのある味なんだけど、
油が強くなく、もたれない。
ややサラッとしたルーにほろほろに煮溶けたチキンと、素揚げした野菜。
旨い。


如何にもカレー屋!な店もいいけど、こういう喫茶店然としたお店も居心地いいな。
コーヒーもおいしかったし。

2018年3月3日土曜日

北海道 札幌 JR桑園駅「サガラマタチュラ」 パニールサーグ

2018年2月28日。

「棚卸しで今日の帰りは遅くなるから晩御飯は用意しなくていいよ」
と、言い訳しつつ一人カレー飲みへ行くわたくし…。

先日、サグパニールを食べてから、ハマってしまった。
肉が入ってないから食う気しねえ、だなんて今まで邪険にしててごめんよ…。
うまい…うまいよ…サグパニール…




つまみはチキンティカとシシカバブとパパド。
インドビール「エベレスト」とともに。

しかしこの日旨くて何より驚いたのは、カレーと一緒に頼んだクミンライスだった!
何だろうこの中毒性!
絶対に何かヤバいもの入ってるよ!!(←誉め言葉)

北海道 江別 JR野幌駅「ボンベイカレーキッチン」 カレー&ナン テイクアウト

2018年2月25日。

札幌での「バーフバリ 王の凱旋」の絶叫上映(2月23日)に参加し、
あんまりに面白かったその冷めやらぬ興奮をどこにぶつけていいやら心の赴くまま
「DVDはいつだよ?!」とグーグル先生に訊ねてみれば、
何ともう発売しているというではないか!!

とりあえずレンタルで!と近所のTSUTAYAに走り、
棚に並んでたDVDのラスト一枚をゲット!

王の雄姿を心ゆくまで鑑賞しながら、何を食べようと相談したらば
やはりカレーしかあるまい!と、妻と意気投合!


バターチキン、プラウンマサラ、サグパニールと、カレー三種。

ナンも、バター、チーズ、ガーリックと三種。

充実した休日であった。ジャイホー!!

北海道 札幌 地下鉄東西線 琴似駅「モハンディッシュ」シーフードビリヤニー

2018年1月9日。
今年最初の外食カレー。

お正月過ぎ、妻が子を連れ里帰り中。
一人でご飯を食べるたまの機会なので、カレー飲みしたろ、と、
普段あまり馴染みのない琴似まで足を延ばす。



メニューとにらめっこの末、
つまみにタンドール三種(チキン、エビ、シシカバブ)と、
シーフードピリヤニーをチョイス。

タンドリーチキンとビールの相性の良さよ!

2018年2月8日木曜日

北海道 札幌 JR桑園駅「HIGUMA」ベーコンキャベツカレー(トッピング チキン)

 2017年11月30日。
 去年の暮れに食べに行きました。アップ遅っ!
 仕事で棚卸しで帰りが遅くなるから晩飯どっかで食べてくるから、用意しなくっていいよ。先に寝てな。…と、妻を気遣うふりして一人スープカレーを食べに行く外道なわたくし。乳幼児連れじゃカレー店って行きづらいから、何とかチャンスを作ろうと必死なのです。
 この機を逃さず、厚切りベーコンの乗ったカレーにチキンをトッピング。
 肉×肉。
 そしてビール。
 …だって男のコだモン☆
 ここのお店は八百屋さんがやっているカレー屋さんとのことなので、デフォルトでわんさと野菜が乗っておるのです。嬉しい!こうガッツリ来られるとテンション上がって、こっちの胃袋も迎え撃つ態勢が出来るってもんで。
 今度はまた更に、もうひと肉、いきたいぜ…。

北海道 札幌 JR苗穂駅「紅燈籠アリオ札幌店」中華カレー


2017年11月27日。
仕事が休みの日。
上の子が幼稚園に行ってる内にクリスマスプレゼントを買いに出掛けるついでに、普段、上の子連れじゃあんまり食べられないモノを食べたいという欲求のもと(上の子(4歳)は我ら夫婦が食べてるものを与えないとごねだすが、下の子(1歳)は取りあえず何か食べられるものを与えておけば文句はない)辛い中華が食べたい!!と入店。
わたくしの入店前の何となく食べたいもののイメージは「麻辣麺食べたいなぁ…」だったのだが、メニューに中華カレーを発見してしまった。
中華カレー初体験。
これはカレーじゃないね。
カレー味のあんかけご飯。
あんだからいつまでも冷めずにアッツアツ。煮込んでないから野菜がシャッキシャキ。
カレーとは別の食べ物としておいしい。
半分くらい食べたところで、ラー油と酢を足して、酸辣湯風にしてもおいしかった。
カレーも中華も、何でもありの懐深い料理だから、どんなアレンジもドンと来いッスなぁ。

北海道 札幌 地下鉄東西線 二十四軒駅「咖哩屋梵」ビーフカレー(トッピング キノコハーフ&ホウレン草ハーフ)

2017年11月24日

またまた「咖哩屋梵」にて今度はビーフカレー。
自分じゃビーフカレーって作らないけど(大変だから)コクのある濃厚な味もやっぱ旨い。
ビーフカレーはお店で食べるのが一番ですね。

ここのお店はトッピングをハーフサイズでも選べるので嬉しい!
ビーフカレーにはやっぱキノコでしょう!

北海道札幌 地下鉄東西線 二十四軒駅「咖哩屋梵」チキンカレー


2017年11月18日
北海道は札幌、地下鉄東西線の二十四軒駅から歩いてすぐの「咖哩屋梵」にてチキンカレー。
この店はビーフ、ポーク、チキンカレーがあるが、まずは迷わずチキンカレー。
チキンこそカレーの王道かと存じます。
トマトがきいたスパイシーなカレー。旨し。
札幌は今やスープカレーの店の方が多いけど、
ルーカレーはチャッチャと食べられて気軽でいいね。
蓋しカレーは飲み物です。

「S&B SPICE RESORT 南インド風チキンカレー ケララカレー 手作りカレーセット」を作る

 先日、普段は行かないスーパーマーケットに行ったところ、見たことのない商品を発見した。

 「S&B SPICE RESORT 南インド風チキンカレー ケララカレー 手作りカレーセット」なるこの商品、どうやらスパイスとカレールーがセットになっているもののようで、休日だけ料理をする男子の、ちょっと手を掛けてカレーを作りたいという欲望を刺激するというような狙いのもとに作られたのであろう。
 手間のかかるカレーを作る、その体験を提供することが商品価値になり、一般的なカレールーより値の張るこのカレーセットが売れるという寸法か。
 そんなことをいうわたくし自身も、このカレーセットのレシピに出来るだけ忠実にカレーを作り、何か自分のカレー作りの参考に出来はしないか発見したい、という欲望が胸中に叢雲の如く湧き上がり、気付けばレジにて代金を支払っていた。
 まっこと企業のマーケティング、その慧眼というものは恐ろしいものである。
 という訳で「S&B SPICE RESORT 南インド風チキンカレー ケララカレー 手作りカレーセット」を作りましたので、その模様を写真を交えてお届けしようと思います。

「AIR SPICE」の「基本のチキンカレーセット」作りました!

 僕がカレールーを使わずスパイスだけでカレーを作るようになって数年。
 はじめは料理しながら合間合間にレシピ本を読み読み鍋を振り、妻には不評だった僕のカレーだが、ここ最近はそれなりに美味しくできるようになり、色々と自分なりのアレンジ方法も出来上がってきて、こういっちゃ何だがカレーに関してちょっとした自信もついてきた折り、僕のスパイスカレーの入門書「 はじめてのスパイスカレー」の著者である水野仁輔さんのサイト「AIR SPICE」で「基本のチキンカレーセット」というスパイスの詰め合わせ(+レシピ)を通販で買ってみようと思い立った。
 「基本のチキンカレーセット」という名前がよかった。
 ひとつ基本に立ち返って、自分のカレーの作り方を見直して、よりおいしいカレーを作れるようになりたい!
 そう思い注文して、先日「基本のチキンカレーセット」が届いたので、休日たる本日、いよいよカレーを作ってこましたろ。と、食材を買い出しに。
 心の片隅には「水野仁輔さんのレシピと成長したワシのレシピ…。一体どっちがおいしかろうか…ひとつ試してやろうかの…クックックッ…」という邪な気持ちも多少持ちつつ、出来るだけレシピに忠実に作れるように野菜、肉などは事前に切って用意して、材料の分量などもきちんと計り、昼食のカレー作りに臨みました。
 これからその模様を写真を交えつつお届けしようと思います。