2018年2月8日木曜日

「AIR SPICE」の「基本のチキンカレーセット」作りました!

 僕がカレールーを使わずスパイスだけでカレーを作るようになって数年。
 はじめは料理しながら合間合間にレシピ本を読み読み鍋を振り、妻には不評だった僕のカレーだが、ここ最近はそれなりに美味しくできるようになり、色々と自分なりのアレンジ方法も出来上がってきて、こういっちゃ何だがカレーに関してちょっとした自信もついてきた折り、僕のスパイスカレーの入門書「 はじめてのスパイスカレー」の著者である水野仁輔さんのサイト「AIR SPICE」で「基本のチキンカレーセット」というスパイスの詰め合わせ(+レシピ)を通販で買ってみようと思い立った。
 「基本のチキンカレーセット」という名前がよかった。
 ひとつ基本に立ち返って、自分のカレーの作り方を見直して、よりおいしいカレーを作れるようになりたい!
 そう思い注文して、先日「基本のチキンカレーセット」が届いたので、休日たる本日、いよいよカレーを作ってこましたろ。と、食材を買い出しに。
 心の片隅には「水野仁輔さんのレシピと成長したワシのレシピ…。一体どっちがおいしかろうか…ひとつ試してやろうかの…クックックッ…」という邪な気持ちも多少持ちつつ、出来るだけレシピに忠実に作れるように野菜、肉などは事前に切って用意して、材料の分量などもきちんと計り、昼食のカレー作りに臨みました。
 これからその模様を写真を交えつつお届けしようと思います。
 まずはフライパンにサラダ油をひきまして火にかけ、ホールスパイスを熱します。
 今回セットに入ってた中でメースというスパイスは、はじめて触れるものでした。いい匂いしやがるぜ。
 今度どうにか手に入れなければ。と、胸中にメモしつつ、ここで早くもひとつ発見が。
 シナモンってこんなに少量でいいんだ…。
 いつもはカレー4人前作るのにシナモンスティック1本使ってたけど…。
 へー。こんなもんでいいんだねー。へー。ぐらいのテンションでフライパンを熱しておりましたが、作り終わってから思い返すに、これって結構重要だったのでした…。
 玉ねぎを炒めはじめます。15分ほど炒めよ、とレシピにあったのでそのように、焦がさぬよう鍋を振ります。
 ちょろっと焦げてしまったのが出てきたら、味見と称してつまみ食いして処分してしまえば合理的ですね。
 しかしこの炒めてる時の玉ねぎってホントいい匂いしますよね。
 玉ねぎ大好き!
 大分としんなりしてきたし、これっくらいでいいかな?
 玉ねぎが炒め終わったので、おろした生姜とにんにくを加えます。
 青臭い香りと水分が飛ぶまで炒めよ、とのことだったので結構しっかりと炒めました。
 トマトピューレを加えます。
 ここでも分量にちょっと違和感が。
 トマトもこんなちょっとしか入れないの…?
 いつも自分で作るには、ホールトマト缶をドバっと使います。
 まあ、ホールトマトにくらべトマトピューレは濃いから、その違いはありましょうが、それにしても…。
 もしや俺ってトマト入れ過ぎ…?
 ヨーグルトを加えました。
 きちんと混ぜ合わせてから、塩とパウダースパイスを加えて味見。
 …うめえ。
 この段階でうめえ…。何かすっごく味のバランスがいい…。自分の作るカレーとは全然違う…。
 僕はカレーを作るとき、旨味を補うため昆布やカツオの出汁を多用しますが、今回のカレーに関してはそんなもの要らない気がする…。
 この違いは何…??
 …鶏肉と水を加えます。
 弱火で30分ほど煮込み味を調えて完成です。
 レシピでは最後にお好みでパクチーを加えよ、とありましたがパクチーが嫌いなので、セルリのスプラウトで代用といたしました。
 ターメリックライスを盛り付け、ルーをかけていざ実食!
 …超ウメーッ!!
 何でこんなに旨いの?!何でこんなに旨いの?!
 食べながら色々と分析、愚考致しましたが、味のバランスがとてもいいということが一番大きいと結論しました。
 スパイスで作るカレーは、自分でその配合を自由に決められる分、ついつい何でも入れ過ぎになりがちな気がいたします。
 料理はやはり、足し算より引き算が肝要。カレーも然り、ということでございましょう。
 さすがカレースター!
 僕なんぞまだまだ足許にも及べない!(←当然だ)
 まだまだ奥が深いカレーの道。
 チッキショ―。俺だって旨いカレーを作れるようになってやるぜ!と、「AIR SPICE」の定期購入をわたくし、心に決めたのでござんした。

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