2019年11月11日月曜日

【食べ歩き】札幌 白石「マジックスパイス 札幌本店」 北恵道カレー ソトアヤムスープ 辛さ「涅槃」




カレー食べ歩き漫画アップ!

今回は札幌は白石「マジックスパイス札幌本店」!!


ウェブ公開版はペン入れ画像ですが、トーンまで貼って仕上げたものを後々まとめて本にして発売します!


目指せ来夏の北ティア!



2019年9月30日訪問。


2019年10月7日月曜日

【食べ歩き】札幌 琴似「らっきょ」知床鶏のスープカレー



カレー食べ歩き漫画アップ!

今回のはペン入れ画像ですが、トーンまで貼って仕上げたものを後々まとめて本にして発売します!

目指せ来夏の北ティア!




2019年8月31日訪問。




2019年7月8日月曜日

【食べ歩き】札幌 西町「札幌スープカレー曼荼羅」ラムボールのカレー 薬膳スープ 辛さ3番 (トッピング 豆腐 きしめん)

 2019年6月1日訪問。



 久しぶりに会う友人と、さてどうすべ?
 んじゃ、スープカレーでも食べに行きましょか?
 と、前々から気になっていたこちらのお店へ。



 連れ立ってカレーを食べに行くといいのは、お互い別のモノを頼んで、そっちもおいしそうね、ちょっと一口ちょうだいって出来るとこ(それを許せる者同士の話ね)。

 お互いその点を心得ているので、わたくしは、ラムボールのカレー、薬膳スープ、辛さ3番、トッピングに豆腐にきしめん(きしめん?!)。
 友人は、チキンのカレー、オリジナルスープ、辛さ4番(ピッキーヌ入り)、そして一口ルーカレーをオーダー。一口ルーカレーってメニュー、何ともニクイね!

 お互いの近況などをあれこれ語っている内にあっという間にカレーが到着。
 そうか!お前が曼荼羅のカレーか!!




 薬膳スープ。華やかにスパイスが香る。カルダモンが強く爽やか、フルーティー。
 酸味もあって、どこかトムヤムクンを連想させる…。もしやエビ入ってる?

 ラムのひき肉を丸めたラムボール。カレーにはやはり少しクセのあるラム肉が合うね!
 スープカレーに合わない訳がない豆腐と…そして、こんなトッピング初めて見ました!きしめん!
 なるほど啜ってみると幅広の薄い麺がスープと絡み、何とも旨い!スープカレーに合う麺はきしめんだったのか!!



 友人のチキンカレーも一口貰う。
 あっさりスッキリなオリジナルスープにチキンの香ばしさ。そこにピッキーヌの爽やかな辛味。ピッキーヌってすごく辛いけどスッと消えて、後を引かない辛味よね。
 そんで嬉しい一口ルーカレー。スープカレーもルーカレーもどっちも食べたいの☆…という男子の願いを叶えてくれるドリームメニュー!
 甘酸っぱくフルーティーかつコクのあるおいしいルーカレー。友人の分、全部平らげそうになったわ!



 カレーそれ自体も勿論おいしいけどそれだけじゃなく、トッピング他、サイドメニューが素晴らしく充実していて、人間の三大欲求のひとつ、カレー欲を存分に満たしてくれるお店でした!
 カレー曼荼羅…、まだ底が見えぬ…。また来なければ!!

2019年6月26日水曜日

【食べ歩き】札幌 中央卸売市場場外市場「倉庫カリー」SPカリー(二種盛り 大人のポークビンダルカリー&シャバシャバチキンカリー)

 2019年4月11日訪問。



 場外市場にカレーの香りが漂う…!



 勤め先の近くに新しくオープンしたカレー店に喜び勇んで突撃!
 メニューを閲すばいわゆるスパイスカレーがメインのお店だと知れテンション爆上がり!
 ここはひとつ豪勢に二種盛りいっちゃいマショ!と、チキンとポークをオーダー。

 カウンター内の厨房を眺めているとあっという間にカレーがやってきた。早い!





 クミンをメインにスパイスと炊いたジーラライスにチキンとポークのカレーが二種合いがけ。パパドに揚げ卵、紫キャベツのアチャールにジャガイモのサブジ、チキンティッカ!



 チキンカレーはスパイスと塩だけ?ってぐらいシンプルながらも深い味わい。後味のほろ苦さはカスリメティ?ターメリック?何だか分からんがとにかく旨い!



 ポークビンダルは甘酸っぱ辛くてフルーティー。ワインが利いてるのかしら?大人の味。表面に油が浮いててオイリーな印象ながらもスッキリもたれない。シナモンが強く香って匙が進む。



 カレーの上に散らされたパクチーやら付け合わせと混ぜながら味の変化を楽しむ内に汗が噴き出す。エネルギーが湧くカレー。あとジーラライス、めっちゃ旨い!何でこんなに旨いの?!絶対ヤバいモン入ってるよ!!(※褒め言葉)



 ぺろりと平らげしばし放心。
 職場近くにこんなカレー店が出来るなんて、カレーの神よ、感謝します!

2019年6月5日水曜日

【食べ歩き】剣淵町「駅前旅館」ラーメン&カレーセット

 2019年3月17日。



 上の子がハマっている道の駅スタンプ集めの旅。今回の目的地は道北、剣淵町!

 道の駅も勿論だが、前々から気になっていた「けんぶち絵本の館」も訪ねたい。よしここはひとつ剣淵に宿をとっちゃおう!ということでこちらへ。






 ホントに駅の真ん前にある旅館。



 窓から見える剣淵の駅に到着する電車を眺めキャーキャー騒いでる子供たちを尻目に荷物を解き、夕食は旅館に隣接する食堂で食べられるとのことで楽しみにしてると、廊下に漂う、仕込みのいい香りが…。た、たまらん!腹減る!

 よーし!今日はビールも頼んじゃうぞー!





 旭川ラーメンとカレーが名物で、ラーメン&カレーセットがオススメ!とされていたので迷わず注文。

 ギョーザとトンカツとイカゲソ唐揚げと枝豆も頼んで、食堂飲み万全の布陣!
 ビールで喉を湿らせつつ待っているとやってきました!!





 …テンション上がってて写真撮り忘れたので漫画でお届け!(スミマセン…)



 不思議にどこかサラッと軽い洋風カレー。カレーソースの真ん中に隠れているあっさり味付けの豚バラの角煮がカレーと相まってこれまた旨い!



 ラーメンは昔ながらの旭川ラーメン。
 表面に油の膜が張った熱々のあっさり醤油スープにちょっと硬めの麺が旨い!低加水縮れ中細麺!低加水縮れ中細麺!



 ラーメンとカレーで暴力的に空腹を満たしつつビールを流し込む。出所したての高倉健か(幸せの黄色いハンカチ)



 ギョーザもトンカツも何食っても旨い!
 宿泊なし食事だけのお客さんもひっきりなしにやってくる。地域の人気店なんだね。



 今度からこの辺来る時のお宿はこちらでウッドボール(きまり)だな…!!





 ちなみに記事中に使った漫画原稿は、北海道のグルメと旅のアンソロジー本、キタノステラの増刊「ポッケ」2号(カレー特集号!!)に書かせて頂いたものです!

 よかったら是非チェックしてみて下さいませ!

https://twitter.com/uwabamic/status/1123523298103402498

2019年5月27日月曜日

【食べ歩き】札幌 桑園「GAGNON CAFE」メープルジンジャーカレー

 随分前になるけど、2019年3月16日。



 休日。
 子供たちをジジババが見てくれるということになり、久し振りに妻と二人きりでお出掛け。



 せっかくなんでお昼ご飯は、普段行けないような、子連れじゃちょっと行きづらい、雰囲気あるところがいいね、と相談の末、こちらへ。

 ここのお店はメープルシロップの専門店がやっているカフェで、前々から気になっていたのだ。





 入り口で看板犬のゴールデンレトリバーに迎えられ、一歩お店に足を踏み入れると、伝統的なメープル採取の道具などがディスプレイされ気分はカナダ、ケベックへ。

 只の日本の一地方都市に顕現されたカナダ、メープルの森!ここのお店を作った方は魔法使いに違いありません!我ながら何言ってんだ?



 メニューを眺むればメープルシロップ、チーズやベーコン、自家製のケチャップ、マスタード、グレイビーソースなどを使った料理がずらり。

 樹液を採り終えメープルの森から帰ってきた冷えた体を温めた、カナダ、ケベックの郷土料理ですな?と、訳知り顔でメニューを閲するこちらの身体も冷え切っていたので(訪問3月)とりあえずプリーズ温かい飲み物…と目に付いたのは、ホットメープル。

 メープルシロップを、お湯で割ったもの??マジで??そんな飲み方アリ??ぜひ飲まんければ!!

 &カレーを注文。



 ほどなくしてやってきたホットメープルは、スッキリあっさり優しい味ながらもしっかり甘い。
 わたくしはストレート。妻はジンジャー入り。
 シンプルにおいしい。メープル万能だな!!などと妻とやいのやいの言っているとやって来ました!!






 こちらのカレーは味付けにメープルを使っているとのこと。
 お好みで追いメープルも可。



 なるほど甘いカレーなのだけれど、柔らかく後からやってくる辛味。
 あらあらこれはメープル、調味料として常備してもいいかも?

 追いメープルでカレーの味が変化するのも楽しい。
 よく考えられてるなー。
 甘じょっぱいのが好物な妻はガンガン追いメープルしておりました。





 食事を終え、メープルを一瓶買って帰ろうかしら?と陳列された棚を眺めてたらば店員さんがレクチャーして下さる。

 メープルは採取時期が若いのから順に段々と、ゴールデン、アンバー、ダークと色が濃くなり、色が薄いのはスッキリとした味。濃いのはコクのある味になるとのこと。
 試食もさせて頂いて、一番色の濃いダークが好みだったので購入。

 ふふふ。これでお家でも追いメープルが出来るぞ!





 ※その後、お家でメープル大活躍中。

  カレーに掛けるのは勿論、ピサなんかにかけてもおいしい。子供大喜びです!

2019年5月25日土曜日

【食べ歩き】札幌 山の手「gopのアナグラ」チキンと野菜のスープカレー(トッピング 原始肉)

 2019年5月11日。



 どこかスープカレーを食べに行きたい。とにかく行ったことのないどこかへ!

 というマグマのようにふつふつたぎる、爆発寸前の欲望に突き動かされ、前々からツイッターで気になっていたこちらのお店へ。



 夕食にはちょっと早い時間で客はわたくし一人。おそらくディナータイム一番乗り!

 落ち着きながらもどこかアヤシイ雰囲気(※褒め言葉)の店内に足を踏み入れ席についてメニューを閲し、やはりはじめての店なのでここはひとつ定番のチキンと野菜のスープカレー、辛さは中辛ぐらい、15番くらいの辛さがよろしかろう、と考え注文すると厨房からご店主が現れ「お客さん、辛いの得意?」と訊ねられる。



 「得意な方だとは思いますけど…」と、少々尻込みしつつ答えると「それなら辛さ30番にしてみない??」とご提案。

 「ウチのカレーは辛いほど旨くなる。辛いの好きな人が、辛いから旨い!って言うのじゃなく、物理的に旨くなるんだ」というご説明に、心が揺れる。



 「最初15番で作ってまだ辛いの行けそうならすぐに辛さ30番に作り直してあげるけど、どう?」とまで言ってくださり、メロメロ。
 「是非お願いします!」



 そうしてやってきたまずは辛さ15番のカレー。ひと匙啜るとスッキリ旨い。充分おいしい。辛さ的にはもうちょい行けるけど…。



 「どう?30番にしてみる?」「お願いします」



 一旦、厨房にカレーが下げられ、ほんの1~2分で再来した今度は辛さ30番のカレー。





 しかし、そんなに変わるモンかしら?
 失礼ながら半信半疑でひと匙啜ると…



 ウメーッッ!!!



 華やかに広がるスパイスの香り!!
 何コレ?!全く別モン!!
 おいし過ぎる!!何かヤバいもの入ってない?!(※褒め言葉)



 素材の味とスパイスだけってくらいスッキリしたTHEスープカレー。身体に沁みる。心に沁みる。
 どうしたらこんなにおいしく作れるんだ?!分からん!!分からんがどうでもいい!!余計なことは考えるな!!匙が止まらん!!ウメーッッ!!



 汗みずくになりながらカレーを平らげた後にご店主がまた現れ「どうだった?」と訊ねられたので「おいしかったです!とにかくおいしかったです!何ていうかマジおいしかったです!」と語彙力消失したわたくし。



 その後はじまったご店主のカレー語り。


 「旨味が勝つとスパイスが沈む…」


 「日本ではほとんど知られていないスパイスがインドにはまだまだ…」


 「スープではなく水から作ったスープカレーが…」


 色々とカレーに関してレクチャーしてくださり(これが一番びっくりした!たまたま他のお客さんがいなかったからやってくれたんでしょう)「今度来たら50番にしてごらん」と言われたので近い内に50番を食べに行かねばならん!!



 ご店主の溢れるカレー愛にすっかり当てられ、カレーエナジーみなぎったカレー素人たるわたくし。



 あんなにおいしいカレーを作る人が札幌にいる。あんなにおいしいカレーを食べられるお店が札幌にある。改めてすごいことだ!
 わたくしもまだまだ食べに行かねば!カレーを作らねば!と心を新たにしました!



 これからも「hokkaido カレー基地」をよろしくお願いします!!

2019年3月11日月曜日

カレー創作「リンゴとバナナが隠し味☆…な、チキンカレー」

 行きつけのラーメン屋の大将に「俺のラーメンは砂糖を使わないで甘みを出してるんだ!エッヘン!」と自慢されたので、ここはひとつ俺だって砂糖を使わないでカレーを作ってこましたろ、と思い付きリンゴとバナナを隠し味にしてみたところ思いの外おいしくなったので嬉しかったです。このやり方はこれからも取り入れていこうと思います。…って何だこの文章。小学生の作文か。まあともかくこんなカレーを作りました。



「リンゴとバナナが隠し味☆…な、チキンカレー」(大体12皿分ぐらい)


2019年3月8日金曜日

カレー創作「カレーラーメン」

 個人的に最近は、食べ歩くのもスープカレーのお店が多く、とろみのあるカレーよりサラサラしたカレーに馴染みがあり、頭の片隅に「カレーラーメン作ろう…」という思いがずーっと燻ぶっていたのだが、年が明けて2ヶ月、ようやっと重い腰を上げチャーシュー用の豚肩ロースのブロック肉を買ってきた。1Kg。よう買ったな。

 豚肩ロースの茹で汁でラーメンスープも作ってこましたろ、という家庭的節約的カレーラーメン。
 まずは豚肉を一度茹でこぼしてから改めて2リットルの水で茹でる。くさみ消しにネギの青いところと皮ついたまんまの生姜の薄切りと、日本酒を100ccばかし入れて沸いたら弱火で一時間ほど。

 肉に火が通ったらフライパンで表面に焼き目をつけ、ハチミツと醤油で味付け。冷ましてタレごと漬け込み、一緒にゆで卵もINして味玉作っちゃいます。


2019年3月7日木曜日

北海道 札幌 円山「インドカレー ミルチ」マドラスマトン(トッピング ピアザ)

 2019年2月28日。

 人から勧められていつか行かねばとチェックしていた。札幌で随分と古くからやっているインドカレーのお店。




 外観も雰囲気あり。店の外まで香るスパイス。
 カレー店はこうでなくっちゃ!とテンション上がりつつ扉を開ける。



 インドカレーのお店なのでやはりナンで食べるカレーがいいのだろうか、などと何となく思いつつメニューを眺むれば、何とも豊富なレパートリー。

 ああこの中から、一体何を食べたらいいの?とても選べないわ!と、迷って小パニックを起こしつつも目が惹かれたのは南インド風のマドラスカレー。
 メニューによればスープ状のカレーらしいが、いわゆる札幌のスープカレーとはどう違うのか、ここは確かめねばなるまい。

 あとトッピングをどうしましょう。えーと、ピアザ?って何かしら?どうやら素揚げした玉ネギのことらしいわね。こちらにいたしまショ、とオーダー。落ち着きなく店内をキョロキョロしたり、メニューを裏返したり、妄想してほくそ笑んだりして待っていると、やって来ました!




 ひと匙啜ると強いトマト感。
 トマトと玉ネギの旨味に爽やかな赤唐辛子の辛味。何てシンプルなカレーだ!おいしい!




 食べ進めていく内に立ち上ってくる様々なスパイス感。シナモン、クローブ、カルダモン、などなど。さらっと自然にパクチー。嫌味がないからスルーしそうだった。そっか、パクチーはこうやって使えばいいのね!



 ゴロっと入ったマトンもホロホロで旨い。しかし肉の旨味が強く前面にスープに出ている訳ではない。スープはあくまで野菜の旨味という印象。やはりスープカレーとは一線を画した南インド風。思わずマドラスの風を感じたぜ…。ところでマドラスって何?地名?





 しかしカレーという食べ物のバリエーションの深さよ。

 家庭のカレーも、欧風カレーも、ナンで食べるようなカレーも、タイ風カレーも、スープカレーも、スパイスカレーも、こういう南インド風のカレーも、その他様々なカレーも、全てカレー。
 それってちょいと暴論じゃございません?ってちょっと言いたくなっちゃいそうなところもあるけれど、その懐の深さにこそカレーの魂、カレーの神髄が宿っているのかも。スパイス使えば取り敢えずカレーよ!(←これぞ暴論)



 食べ歩くたびに深くなるように思えるカレーの底の知れなさ。まだまだ知らないカレーが山程ある。今度はどこに行こうかしら?

2019年2月19日火曜日

北海道 札幌 澄川「スープカリー木多郎 澄川本店」豆腐牡蠣カリー

 2019年1月31日。

 会社の棚卸し。

 遅くなるから夕食はお外で済ませます、と妻にお許しを得て月に一度のカレータイム。

 さてどこ行くべえとリッサーチ!の末、札幌のスープカレーブーム黎明期からやっているこちらのお店へ。名前はモチロン何度も聞いたことがあったけど、初来店。札幌にこういう店まだまだあるな!



 落ち着いた雰囲気の店内、カウンター席に着きメニューを閲す。

 初めての店なんだから一番スタンダードなチキンカレーにすべき、とわたくしの中のゴーストがそう囁くが、品書きの中で燦然と輝くパワーワードがわたくしの魂を捕えて離さぬ。

 「豆腐牡蠣カリー」

 大体にしてわたくし、酒の肴において牡蠣豆腐以上のものはこの世に存在しません!と言い切るほどの牡蠣好き。豆腐好き。牡蠣と豆腐に魂を売り渡した男。

 そんな牡蠣と豆腐の取り合わせにその上カレーが入るだなんて、もう…もう…わたくしはどうしたらいいの??車で来てるけどここで熱燗でもつけて飲んでこましたろうおず?などと心は千々に乱れ、わたくしの意識が介入する余地もなく機械的に口が動く舌が動く。

「豆腐牡蠣カリー下さい!」(※勿論アルコールは頼んでませんよ?)



 しかしスープカレー店でのこういうトッピングの妙ってやっぱり楽しいね。メニューを眺めたり裏返したりしながら、ほうほう、菜の花も入ってるんですかー。余所ではそう見ないね、菜の花。でも実にカレーに合いそう!今度自分で作るときも試してみよ!などと独り言ちているとやって来ました!






 豆腐牡蠣カリー!
 豆腐は揚げ出し豆腐なんですね。衣にスープが染みてンめえ!牡蠣もンめえ!



 表面に油が浮き、見た目はかなりオイリーなスープカレーなんだけど、食べるとしつこくなく、あっさりながらも強いトマト感に摩訶不思議にスパイスが香る。ああ、THE札幌の老舗のスープカレー店って感じ!
 もう30年以上やってるんですってこちらのお店。

 その頃はまだわたくしは子供で、カレーといえば家で母親が作るバーモントカレーと、学校の給食で出てくるカレーしか知らない。それが世界のカレーの全て。

 しかし同じ北海道、札幌で、世の大人たちはこんなアヤシイものを食べてたなんて!(※褒めてます)



 カレーを介した過去と現在の自分の邂逅に遊んでる内にスープを飲み干して汗ばむ身体がポッカポカ。絶対健康になってるよ!



 しかし揚げ出し豆腐は想像以上にスープカレーに合いました!是非とも自分でカレー作るときにも取り入れます!

2019年2月4日月曜日

北海道 札幌「Curry SAVOY」キャベツのミルフィーユ ベーコン添えのカリー

 2019年1月14日。

 会社の新年会が終わり、みんな二次会どこに行こうなんてやいのやいのと算段しているのを抜け出してわたくしは一人、目星をつけておいたこちらのお店へ。



 札幌のスープカレー店の中でも古くからやっているお店。一度閉店したのだけれど、昨年暮れに場所を移して復活したとのこと。

 来たことがないけど名前だけは聞いたことがあった。
 札幌のスープカレー文化の礎を作った有名店のひとつだよね。



 席につきはじめてのお店なのでどのカレーにすべきかしばし悩んだ末、おススメの「キャベツのミルフィーユ ベーコン添えのカリー」を注文。
 他にはどんなカレーがあるのかメニューを裏返したり何だり弄りながら待つこと数分。
 やって来ました!





 …そうそう。

 スープカレーブームがはじまった頃ってこういう、飛び道具を使うことなくしっかりとった美味しいスープに、一体コレ何入ってんだ??というスパイスの得体の知れなさ(※褒めてます)を合わせたカレーが主流で、スープカレー食べるのって何度繰り返してもどこか特別な体験だった。



 後々ブームが落ち着いてスープカレーが定着し、色々なお店が増えてきて裾野が広がるとその内に、かつ節やら魚粉やら牛脂やら何かしら使って旨味という分かりやすい部分で他店との差別化を図るお店が増えてきて、スープカレーの今の主流は旨味、旨味、旨味よォォ~~~ッッ!!ってラーメンの広がり方と同じ道を辿っているが、結果子供っぽい分かりやすい味のお店が爆発的に増えて、スープカレーは日常的な外食に落ち着いて、それは別に悪いことでもないんだけど、やっぱり、やっぱり、こういう老舗の特別なスープカレーって、別格。



 ひと匙啜って思わず「…うめえ」としみじみ一言絞りだし、辛いけどスプーンが止まらぬ。あっという間にスープを飲み干し、汗ばむ身体も心地いい。

 すっきりと酔いも醒める。飲んだ後の〆はやっぱりスープカレーだね。





 お店を後にし寒空の下、しかし温む腹をさすりつつ「…札幌のスープカレーの老舗、まだ行ってないところは巡らにゃならん」と心を新たにする新年会の一人二次会。行くぜ!

 今年も当ブログをよろしくお願いします!

2019年1月4日金曜日

北海道 札幌 厚別「サンライズ」サンライズスペシャルセット

 明けましておめでとうございます。
 年が明けて2019年1月3日。
 早速今年最初のカレーを食べに行きました!



 元旦より妻が子を連れ帰省中。わたくしは正月も関係なく勤労中。

 久し振りの一人暮らし。
 寂しくもあるけれど自由気ままでもあり、気兼ねなく自分の好きなものを食べに行けるこの機を逃す訳もなく、前々から行こう行こうと思っていたこちらのお店へ。



 その名は「サンライズ」
 何とまあお正月に食べに行くのにピッタリな店名ですこと!(ちょっと照れますね…)



 メニューを閲すばこちらはネパール料理のお店とのこと。
 ナンと合わせて食べるカレーもあるし、スープカレーもやっている。他にもタンドリーチキンやらモモやらのサイドメニューも充実。

 色々あるのに迷っていると「サンライズスペシャルセット」なる、チキンスープカレー、キーマカレー、ターメリックライスとプレーンナン、タンドリーチキンに野菜サラダ、ラッシーまでついてくるという昇る太陽の如き正にスペシャルなセットを発見!ありがたや!
 ハーレ、クリシュナ!ハーレ、ハーレ!

 プレーンナンをハニーチーズナンに変更して貰い待つこと数分、やってきたぜスペシャル!





 今年最初のカレー!


 スープカレーはシナモンが強く香る独特のスパイス感。旨味がドカドカ利いてるというよりあっさりスパイシー。旨い。



 キーマカレーは玉ネギの味が利いていて辛いんだけど甘い。けど辛い。爽やかな唐辛子の辛さ。そこにチーズが中にたっぷりとろけるハニーチーズナンを合わせると思わず叫び出したくなっちゃう。こんな旨いモンがこの世にあっていいのか!旨過ぎてチャクラ開くわ!



 しかしここのカレー、辛い。
 メニューに掲載されている辛さのレベル、5段階ある内の4段階目「辛口」とあったのを注文したのだが、辛い。

 3段階目は中辛。5段階目は激辛。…マジ?
 4段階目でもう激辛じゃない?

 わたくし、我ながらそう辛さに弱い方でもないと思うのだが、口中にサンライズ。太陽が昇ったかと紛うほど熱い。辛い。ラッシーもあるのに…。



 汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら何とか平らげた…。
 …歳かしら?



 しかし辛いカレーを食べた後の爽やかさ、清涼感って何でしょうね?
 個人的には胡椒の香ばしい辛さが好きなんですが、やはり唐辛子も旨いなー。



 さてさてカレー初めも済ませまして2019年も色々なところにカレーを食べに行こうと思っております。
 (北海道外も行きたいね。まだ無理かしら?)



 どうぞ今年も当ブログをよろしくお願いします。