先日、普段は行かないスーパーマーケットに行ったところ、見たことのない商品を発見した。
「S&B SPICE RESORT 南インド風チキンカレー ケララカレー 手作りカレーセット」なるこの商品、どうやらスパイスとカレールーがセットになっているもののようで、休日だけ料理をする男子の、ちょっと手を掛けてカレーを作りたいという欲望を刺激するというような狙いのもとに作られたのであろう。
手間のかかるカレーを作る、その体験を提供することが商品価値になり、一般的なカレールーより値の張るこのカレーセットが売れるという寸法か。
手間のかかるカレーを作る、その体験を提供することが商品価値になり、一般的なカレールーより値の張るこのカレーセットが売れるという寸法か。
そんなことをいうわたくし自身も、このカレーセットのレシピに出来るだけ忠実にカレーを作り、何か自分のカレー作りの参考に出来はしないか発見したい、という欲望が胸中に叢雲の如く湧き上がり、気付けばレジにて代金を支払っていた。
まっこと企業のマーケティング、その慧眼というものは恐ろしいものである。
箱を開封しましたら中身はこんな感じ。
カレールーに粉末ブイヨン、パウダースパイスにホールスパイスが同梱されておりました。袋の上からついつい匂いを嗅いでしまいつつ、料理を始めます。
まずは鶏肉。
レシピに骨付き鶏肉を、とあったので今回は手羽中を使いました。
うめーよな手羽中。身ばなれよくて食べやすいし。
軽く焦げ目がつくまで炒めます。
レシピに骨付き鶏肉を、とあったので今回は手羽中を使いました。
うめーよな手羽中。身ばなれよくて食べやすいし。
軽く焦げ目がつくまで炒めます。
鍋から鶏肉を取り出し、油を引いてホールのクミン、玉ねぎ、ニンニクのみじん切りを加え炒めます。
弱火で15分ほど炒めよ、とのことでしたので、焦がさぬようにしながら結構がっちり炒めます。
弱火で15分ほど炒めよ、とのことでしたので、焦がさぬようにしながら結構がっちり炒めます。
色的にはこんな感じ。
その後、セロリ、リンゴのみじん切り、ニンジン、生姜のすりおろしを加え炒めます。
ここいらでちょいと味見。
リンゴの甘さの奥からほんのりセロリが香る感じ。これが出来上がりにどう影響するのでしょう??
リンゴの甘さの奥からほんのりセロリが香る感じ。これが出来上がりにどう影響するのでしょう??
水気が飛んでしんなりしてきたら最初に炒めた鶏肉と合わせ、水を加え煮込んでいくのですが…
ここで煮込み用ホールスパイスを投入です。
入っていたのはローリエ、唐辛子、黒胡椒、シナモン。
入っていたのはローリエ、唐辛子、黒胡椒、シナモン。
それと粉末ブイヨンを加え、中火で20分ほど煮込め、とのことでしたのでそのようにし、合間に洗い物。
20分経ったら一度火を止めてルーを加え、とろみがつくまでまた火にかける。
仕上げに、辛味づけ、香りづけのパウダースパイスを入れて完成。
仕上げに、辛味づけ、香りづけのパウダースパイスを入れて完成。
味見をすると…おいしいんだけど、ちょっと味がぼけて物足りないので塩をひとつまみ加えました。ウム、うまいぞ!(←自画自賛)
お皿に盛りつけて美味しく頂きました。
このカレーセットのレシピで特徴的なのはやはり、リンゴ、セロリのみじん切りを使うことと、ニンジンをすりおろして使うことかと思います。
味付けってのは調味料だけでやるもんじゃないってことですね。
また一歩、カレーの星に近づいたぜ!
味付けってのは調味料だけでやるもんじゃないってことですね。
また一歩、カレーの星に近づいたぜ!
学び多きカレーセットでございました。
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