2018年7月17日火曜日

創作カレー(失敗)「北海シマエビの冷たいスープカレー」

 記事の冒頭でこんなこと書くのもナンですが、実はこのカレー、失敗作でございます。

 まあ食べたらおいしいんですが、カレーじゃないな、という出来でした。
 ま、そういう失敗を後学のために書き留めておくのもよろしかろう、と思いここに公開いたします。



 北海シマエビ(ボイル)を使ったカレーをどう作ろうかと考え、はじめの思い付きは「澄んだスープカレーにしたら面白いんじゃないかしら?」というもの。

 一緒に入れる具材を考えていく内に「いっそ夏らしく冷製スープカレーにしてみたらどうかしら??」これぞ天啓!こんなこと思い付くなんて俺って天才?!と、興奮気味にどんどん膨らむ脳内カレービジョン。おチャクラ全開。
 あれ?憶えがないけど俺って何かヤバいクスリやってたっけ??

 アツアツのご飯を冷たいスープで食べる!というイメージで作り始めました。



 まずは昆布と鰹節でダシをとって、白醤油と薄口醤油で味付け。湯剥きしたミニトマトも加えてスープを作ります。










 茹でたアスパラに茹でた豚肉を巻きつけて、バットに並べて鍋から取り分けたスープに浸して味を含ませる。




 鍋の方に直接入れないのは、冷たくして食べるので、豚の脂が固まらないようにするためです。





 フライパンにオリーブオイルを引いてホールスパイスを熱して、香りをうつします。今回使ったのはクミンとカルダモン。







 香りが立ったら漉してスパイスは取り覗き、その油でニンニクと鷹の爪、ホールのブラックペッパーを炒めます。







 北海シマエビ。




 頭は残して、食べやすいように殻を剥きます。





 具材は北海シマエビとアスパラ豚肉巻き。ミニトマトにスライスしたキュウリ。大葉にライムに酢漬けの新生姜。




 スープを注いで辛味と香りをうつしたオリーブオイルを上からかけて完成!さてこれはカレーになるか…。





 食べてみると、全然カレーじゃありませんでした。スパイス感なし。
 あとやはり油は、冷たくするよりか熱い方がおいしいだろうな、という感想。
 少々、飛び過ぎたか。





 しかしこの失敗を踏まえ、また別のやり方で冷たいスープカレーを作ってやろうと思いつくわたくし。馬鹿なので懲りないのは、わたくしの数ある美点の内のひとつでございます。美点か?それ。

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