2019年2月19日火曜日

北海道 札幌 澄川「スープカリー木多郎 澄川本店」豆腐牡蠣カリー

 2019年1月31日。

 会社の棚卸し。

 遅くなるから夕食はお外で済ませます、と妻にお許しを得て月に一度のカレータイム。

 さてどこ行くべえとリッサーチ!の末、札幌のスープカレーブーム黎明期からやっているこちらのお店へ。名前はモチロン何度も聞いたことがあったけど、初来店。札幌にこういう店まだまだあるな!



 落ち着いた雰囲気の店内、カウンター席に着きメニューを閲す。

 初めての店なんだから一番スタンダードなチキンカレーにすべき、とわたくしの中のゴーストがそう囁くが、品書きの中で燦然と輝くパワーワードがわたくしの魂を捕えて離さぬ。

 「豆腐牡蠣カリー」

 大体にしてわたくし、酒の肴において牡蠣豆腐以上のものはこの世に存在しません!と言い切るほどの牡蠣好き。豆腐好き。牡蠣と豆腐に魂を売り渡した男。

 そんな牡蠣と豆腐の取り合わせにその上カレーが入るだなんて、もう…もう…わたくしはどうしたらいいの??車で来てるけどここで熱燗でもつけて飲んでこましたろうおず?などと心は千々に乱れ、わたくしの意識が介入する余地もなく機械的に口が動く舌が動く。

「豆腐牡蠣カリー下さい!」(※勿論アルコールは頼んでませんよ?)



 しかしスープカレー店でのこういうトッピングの妙ってやっぱり楽しいね。メニューを眺めたり裏返したりしながら、ほうほう、菜の花も入ってるんですかー。余所ではそう見ないね、菜の花。でも実にカレーに合いそう!今度自分で作るときも試してみよ!などと独り言ちているとやって来ました!






 豆腐牡蠣カリー!
 豆腐は揚げ出し豆腐なんですね。衣にスープが染みてンめえ!牡蠣もンめえ!



 表面に油が浮き、見た目はかなりオイリーなスープカレーなんだけど、食べるとしつこくなく、あっさりながらも強いトマト感に摩訶不思議にスパイスが香る。ああ、THE札幌の老舗のスープカレー店って感じ!
 もう30年以上やってるんですってこちらのお店。

 その頃はまだわたくしは子供で、カレーといえば家で母親が作るバーモントカレーと、学校の給食で出てくるカレーしか知らない。それが世界のカレーの全て。

 しかし同じ北海道、札幌で、世の大人たちはこんなアヤシイものを食べてたなんて!(※褒めてます)



 カレーを介した過去と現在の自分の邂逅に遊んでる内にスープを飲み干して汗ばむ身体がポッカポカ。絶対健康になってるよ!



 しかし揚げ出し豆腐は想像以上にスープカレーに合いました!是非とも自分でカレー作るときにも取り入れます!

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