個人的に最近は、食べ歩くのもスープカレーのお店が多く、とろみのあるカレーよりサラサラしたカレーに馴染みがあり、頭の片隅に「カレーラーメン作ろう…」という思いがずーっと燻ぶっていたのだが、年が明けて2ヶ月、ようやっと重い腰を上げチャーシュー用の豚肩ロースのブロック肉を買ってきた。1Kg。よう買ったな。
豚肩ロースの茹で汁でラーメンスープも作ってこましたろ、という家庭的節約的カレーラーメン。
まずは豚肉を一度茹でこぼしてから改めて2リットルの水で茹でる。くさみ消しにネギの青いところと皮ついたまんまの生姜の薄切りと、日本酒を100ccばかし入れて沸いたら弱火で一時間ほど。
肉に火が通ったらフライパンで表面に焼き目をつけ、ハチミツと醤油で味付け。冷ましてタレごと漬け込み、一緒にゆで卵もINして味玉作っちゃいます。
余った豚の茹で汁に大きめに切ったニンジン、セロリ、ローレル、しめじを入れてスープに。
別のフライパンに油を引いてアジョワンシードを火にかけて香りが立ったら玉ネギ、ニンニク、生姜のみじん切りを加え強火で玉ネギを色づける。飴色になったらすり下ろしたリンゴと、細かく叩きにした(?)バナナ、トマトピューレを加えて、水分が飛んでねっとりしてきたら、塩とパウダースパイスをIN。
コリアンダー、ターメリック、パプリカ、メース。コリアンダーを多めに。子供も食べるのでここでは辛味はつけず。
練り合わせて粉っぽさがなくなったら、スープに溶きます。
スープに合わせたら味噌、醤油、砂糖で味付け。
味が決まったらまたまたフライパンに油を引いて、カルダモン、クローブ、シナモン、カレーリーフをテンパリング。香りを移したオイルをスープにIN。
カスリメティを揉み入れてスープは完成。
(かなりオイリーになりました)
大人用に鷹の爪を熱した油に入れてラー油を作る。ブラックペッパーを擂っておく。
麺を茹ではじめてから、またまた別のフライパンに油を引き、クミンシードを火にかけてもやしとニラと炒め合わせる。胡椒と醤油で味付け。
茹で上がった麺を丼に入れてスープを注ぎ、もやし炒めを乗せ、チャーシュー、味玉、その他、適当に具材を盛り付けて完成!
出来としましてはおいしいんだけど、スープに少しとろみがついて、それがちょっと重たい印象。昆布か何か使ってもっとスープの味を濃くして、サラッと作った方がよりいいかも。もしくは玉ネギを炒めるんではなくスープをとる方に入れるか。あ、それいいかも。
子供が文句を言わず食べてくれたので、取り敢えず及第点。
今回みたいにスパイスをあれやこれやするのと、単純にカレー粉をぱさっと振って作るのと、どっちが旨いのかな…という疑問がまた頭の片隅に。意外とカレー粉ぱさっとやった方が旨いのかも知れぬ。また作らねば。
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