2019年3月11日月曜日

カレー創作「リンゴとバナナが隠し味☆…な、チキンカレー」

 行きつけのラーメン屋の大将に「俺のラーメンは砂糖を使わないで甘みを出してるんだ!エッヘン!」と自慢されたので、ここはひとつ俺だって砂糖を使わないでカレーを作ってこましたろ、と思い付きリンゴとバナナを隠し味にしてみたところ思いの外おいしくなったので嬉しかったです。このやり方はこれからも取り入れていこうと思います。…って何だこの文章。小学生の作文か。まあともかくこんなカレーを作りました。



「リンゴとバナナが隠し味☆…な、チキンカレー」(大体12皿分ぐらい)





【1】

 まずは深い鍋にざく切りにした中ぐらいの玉ネギ3個(300gぐらい)を炒め、茶色くなったらブツ切りにした鶏モモ(400gぐらい)乱切りにした人参2本(500gぐらい)を加え更に炒めます。
 鶏肉の表面が白くなったら水2リットルを注ぎ、強火に。沸騰したら灰汁をとって弱火に落とし、セロリ(50gぐらい)とローリエ一枚を浮かべてしばらく煮込みます。



 最近は取りあえずこうやってスープをとるのが好き。取り敢えずおいしくなる。玉ネギをクッタクタになるまで煮倒すのだ!





【2】

 フライパンにサラダ油を(適当に)引き、ホールのクローブ(10本)カルダモン(10粒)シナモン(1本)オールスパイス(小さじ1)を入れて火に掛ける。



 カルダモンがぷっくり膨らんできたら、カレーリーフ(乾燥)をひとつかみ加えてサッと火を通し、香りが立ったら金ザルでスパイスを漉して油だけフライパンに戻します。

 そこにホールのクミン(小さじ3)アジョワン(小さじ1)を入れて火に掛け、シュワシュワと泡が立ったらみじん切りにしたニンニク3片、同じぐらいの生姜を加え、香りが立ったらすり下ろした2個分のリンゴ、包丁で叩き(?)にした2本分のバナナ、ホールトマト1缶(400g)を加え、焦がさぬよう木べらで混ぜながら強火にかけます。







【3】

 水分が飛んでねっとりしたら、パウダースパイスをIN。
 コリアンダー(大さじ3)ターメリック(大さじ1)フェヌグリーク(大さじ1)メース(小さじ1)パプリカ(小さじ1)フェンネル(小さじ1)。



 粉っぽくなくなるまで練り合わせたら、塩で味付け。その後【1】のスープと合わせます。





【4】

 合わせたカレーソースとスープがよく混ざってから、具として乱切りにした茄子3本(200gぐらい)エリンギ1パック(100gぐらい)を加え、しばらく弱火。水分が多いようならちょっと煮詰める。



 カスリメティをひとつかみ揉み入れ、味を調えたら完成!



 大人用に、オリーブオイルに鷹の爪を入れて熱してラー油(?)を作り、ブラックペッパーも擂って別添トッピング。






 リンゴとバナナで甘くなり過ぎやしないかと不安でしたが、思いの外しつこくなくあっさりした甘さでグッテイストでした。

 反省点はテンパリングしたホールスパイスが弱かったこと。シナモンやらカルダモンは煮込み終わるまで鍋に入れておいた方がいいのかも知れない。もしくはミルしちゃうか。
 盛り付けたときに皿に入っちゃうのを嫌って早い内に取り出してましたが、今度からやり方を変えよう。

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