自分が今まで慣れ親しんできたカレーだけがカレーの全てじゃない。
知らぬ間に築いてた、カレーらしさの檻の中でもがいてしまっていた。イカンイカン!
もっとカレーっぽくない、名もなきカレーでも、思い付いたら平気で作っていかねば!
失敗しても何とか食べられる形に帳尻合わせりゃいいんだから!と、先日、大きなアサリを買ってきたので早速カレーを作りました!
その名も「アサリの酒蒸しカレー」!!
名もなきカレーじゃなかったんかい!!
まずはアサリの酒蒸しを作ります。
フライパンにオリーブオイルを引いて、ローリエ、おろしにんにく、鷹の爪を入れて弱火にかけます。
砂抜きしておいたアサリを、こすり合わせて水洗い。
砂抜きする水はあんまりしょっぱくしない方が後から味を調えやすいかも。
大きなアサリでしょ?
北海道では夏前のこの時期が旬です。
オリーブオイルに入れたニンニクなどの香りが立ったらフライパンにアサリを投入。
日本酒を注ぎ入れてから一度強火にし、沸き立ったら弱火に落として蓋をする。アサリの口が開いたら火を止めて置いておく。
別の鍋にオリーブオイルを引きホールスパイスと火にかけて香りをうつしていきます。
今回使ったのはシナモン、クローブ、カルダモンにブラックペッパー。
カルダモンがプクッと膨らんだら、クローブ、カルダモン、シナモンは取り出します。食べづらいからね。
そのまま捨てるのは勿体ないから、放置しているアサリのフライパンの煮汁にぶち込んでもよろしいかと思います。
ホールスパイスを取り出した後の温まった鍋で、薄めの櫛型切りにした玉ネギとしめじを炒めていき、
ある程度火が通ったらパウダースパイスを加えて合わせていきます。
今回使ったのは、コリアンダー、クミン、ターメリック、おまじない程度にメースを少々。出来上がりの味を想像して、コリアンダーはちょっと多めに入れました。
よく混ぜ合わせて玉ネギ、しめじにパウダースパイスがきっちり回ったら、粗めの細切りにしたキャベツを投入。さっと火を通します。
アサリの煮汁。いいダシ出てるよ。
一旦煮汁からアサリを取り出し、煮汁だけとパウダースパイスで炒めた野菜を合わせてから、塩、正油で味を調えます。
こん時にアサリが入ってると鍋ン中でガラガラ邪魔くさい!味が決まってから鍋に戻した方が楽。
個人的には盛り付ける時に戻すぐらいでいいかも。
お皿に盛り付けて、乾燥バジルを振って完成です!
あっさりしつつも(アサリだけに?!)スパイスが利いてて思ったよりカレーでした。
シンプルながらも我ながら満足のいく出来!
ただ食べてちょっと思ったのは、使うスパイスをもうちょっと削って、ローリエにニンニクに鷹の爪、ホールスパイスはカルダモンとブラックペッパー。パウダースパイスはコリアンダーだけ!ぐらいにしてもっとシンプルに、もっとエッジの利いた感じにしたら面白かったかも??ってところ。
今度やってみたいと思います。
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